竹本 遼太
たけもと りょうた
研究統括部 副主任研究員
オフィス市場の現状把握・将来予測について研究しています。研究方法は統計データや地理情報データの分析が中心ですが、さまざまな場面で企業や働く方々の生の声をお聞きするなかで、現実を見据え、物事の本質を捉えられるような研究者を目指して努力を続けています。最近はマイホームの購入に向けて、住宅市場の分析にも関心を高めています。


オフィス市場の動向分析・市場予測等

◆経歴
- 2006年 東京大学大学院 情報理工学系研究科 数理情報学専攻修了
- 2006年 国内証券会社に入社し、研究員、クオンツアナリスト、エコノミストとして、金利の期間構造に関するリサーチ業務や、日本経済のマクロリサーチ業務、企業価値の定量評価業務等に従事
- また、国内生命保険会社に2年間出向し、資産運用計画の立案やポートフォリオ管理業務に従事
- 2012年 (株)三井住友トラスト基礎研究所に入社
- 現在、不動産市場に関する調査・分析業務に従事
- ・公益社団法人日本証券アナリスト協会 検定会員
- ・一般社団法人不動産証券化協会 認定マスター
- ・高齢社会エキスパート(総合)
◆趣味
ポタリング

◆担当受託業務(抜粋)
- 大規模オフィスビルの賃料・キャップレート長期予測調査(2015年度)
- 高齢者住宅の要素別RP(リスクプレミアム)推計および評価要件検討調査(2015年度)
- 東京のEエリアのオフィス市場評価・見通しに関する調査(2014年度)
- 中規模・築古オフィスビルの市場特性に関する調査(2013年度)
- 大規模オフィスビル大量供給の影響に関する調査(2012年度)
◆執筆レポート・コラム・著書等
- 書籍「コンビニ難民 小売店から『ライフライン』へ」 (発行元の中央公論新社サイトにリンクします) 2016年3月10日
- 「『コンビニ3強』の覇権争い激化で日本のライフラインが壊れる理由」 (ダイヤモンド・オンラインにリンクします) 2016年4月19日掲載
- 「『コンビニ難民』知られざる実態 全高齢者の6割が生活苦に?」 (ダイヤモンド・オンラインにリンクします) 2016年4月13日掲載
- 「あなたが『コンビニ難民』になる日」 (読売オンライン 深読みチャンネルにリンクします) 2016年3月24日掲載
- 「Japan as a Society Dependent on Convenience Stores / Is Survival without Convenience Stores Impossible in the Era of Super-Aging?」 (Discuss Japanサイトにリンクします) 2016年3月18日掲載
- 「マイナス金利導入で注目される住宅価格の上昇と住宅ローンの借換え増加 〜2010年以降に実行されたローンの借換えが加速する可能性〜」 2016年2月26日
- <データで見る流通>「東京都23区のCVS店舗間の平均距離は149m」 ダイヤモンド・チェーンストア 2015年11月15日号
- 「超高齢時代、コンビニがなくては生きていけない?」 中央公論 2015年11月号
- 「コンビニ難民の市区町村別推計 〜コンビニ徒歩圏に居住する高齢者人口は日本全国で39%〜」 2015年8月10日
- 「中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較(2014年 首都圏) 〜中古物件の需給逼迫感が強まり、都心部を中心に減価率の低下が続く見込み〜」 2015年6月5日
- 「自然空室率とゾンビオフィスの関係 〜近年の自然空室率の低下は、ゾンビオフィスの復活を示唆している〜」 2015年5月15日
- 「人口の『東京一極集中』はどこまで続き得るのか 〜東京都区部の住居系地域における潜在床面積の利用率は40%程度〜」 2015年4月1日
- 「三大都市の住宅地価は上昇ペースが若干鈍化(2015年地価公示) 〜地価の回復傾向は大都市から地方へ波及〜」 2015年3月25日
- 「東京で大型オフィスビルが続々竣工 来年は『2012問題』再来の可能性」 週刊エコノミスト 2015年3月17日号
- 「住宅購入価格は年収の『5倍』が一般的に 〜歴史的な低金利にもよらず、住宅ローンの返済負担が徐々に増大〜」 2015年1月23日
- 「縮まらない東京と地方のオフィス利回り較差 〜東京への資金集中を背景に、地方オフィスのリスクプレミアム低下が緩やかな模様〜」 2014年11月27日
- 「商業地やプライム住宅地で地価上昇が踊り場を迎えた可能性 〜東京23区における土地取引の実勢価格(2014年上期)〜」 2014年11月5日
- 「金融危機から6年−鑑定評価額の下落にみられる物件タイプ別の特徴 〜オフィスではキャッシュフロー、郊外型商業施設はキャップレートの改善に注目〜」 2014年9月10日
- 「3大都市の主要オフィスエリアにおける自然空室率 〜東京では渋谷区が千代田区を下回って最も低い水準に〜」 2014年9月4日
- 「2050年の大都市圏−都心の限界集落化? 〜郊外から都心へ、高齢化の大転換が予想される〜」 2014年8月26日
- 「“自然空室率”はなぜ5%なのか 〜オフィス賃料の反転上昇と空室率の関係〜」 2014年7月29日
- 「中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較(2013年 首都圏)」 2014年5月22日
- 「東京23区における土地取引の実勢価格(2013年下期) 〜住宅地で上昇に転じ、商業地では上昇ペースが拡大〜」 2014年5月14日
- 「歴史的に低いローン金利が住宅価格を支える 〜1%の金利上昇は1割超の購買力低下を招く可能性〜」 2014年3月17日
- 「J-REITによる東京周辺部や地方都市のオフィスビル取得が活発 〜極端な買い手優位の市場は2014年初めにかけて修正〜」 2014年2月24日
- 「都市のコンパクト性と地価の二極化 〜コンパクト性の高い都市ほど二極化によって中心部の地価が支えられている傾向〜」 2013年10月17日
- 「中古マンション価格から読む二大都市圏の駅力」 2013年5月7日
- 「取引価格情報を用いた地価の実勢トレンドと土地需要の地域差に関する分析」 2013年2月26日
- 『最新金融工学に学ぶ資産運用戦略(大庭昭彦【編著】)』「第2章 金利の期間構造」 東洋経済新報社 2008年
◆その他の活動
- <講演>
- 日本ビルヂング経営センター 第358回 ビル経営研究セミナー 2015年8月20日 「不動産市場の動向と今後の見通し 〜不動産市場の回復はまだ続くのか〜」をテーマに講演
- 日本ビルヂング経営センター 特別研究セミナー 2014年8月26日 「不動産市場の動向と今後の見通し 〜不動産価格は上昇の第二ステージに進むのか〜」 をテーマに講演
- <記事掲載等>
- TOKYO MXテレビ 5時に夢中! 2016年12月8日放送 東京23区内における家から最寄りのコンビニまでの平均的な距離についてコメント出演
- TBSテレビ 水曜日のダウンタウン 2016年10月26日放送 東京23区内でコンビニから遠い家および日本一コンビニから遠い家の調査を監修
- J-CASTニュース 2016年5月30日 「コンビニ、飽和状態じゃなかった?」記事中にレポート「コンビニ難民の市区町村別推計」の分析結果掲載
- 月刊ガバナンス 2016年5月号 (ぎょうせい発行) 「著者に訊く コンビニ難民 小売店から『ライフライン』へ」 インタビュー掲載
- 月刊コンビニ 2016年3月号 「高齢者の61%は『コンビニ難民』居住地のコンパクト化が急務」レポート「コンビニ難民の市区町村別推計」の解説とインタビュー掲載
- 週刊ビル経営 2015年11月9日号 「東京五輪に向けて・・・不動産市況の現状と将来性を読む」記事中に東京のオフィスマーケットの現状や見通しについてのコメント掲載
- 読売新聞 2015年10月10日 「コンビニ難民 高齢者6割」 中央公論 2015年11月号寄稿レポート「超高齢時代、コンビニがなくては生きていけない?」内容掲載
- サンデー毎日 2015年8月2日号 「東京最後の地下鉄が都心−品川、晴海を走る!?」記事中に臨海新線(地下鉄)着工によるマンション価格への影響の可能性についてのコメント掲載
- 日経ヴェリタス 2015年7月19日 <調査レポートから> レポート「中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較(2014年 首都圏)」の内容掲載
- 週刊ビル経営 2015年6月1日号 「賃料値上げの基準 自然空室率上昇の怪」記事中にレポート「自然空室率とゾンビオフィスの関係」の内容とコメント掲載
- CRI 2015年3月号(長谷工総合研究所発行) レポート「住宅購入価格は年収の「5倍」が一般的に 〜歴史的な低金利にもよらず、住宅ローンの返済負担が徐々に増大〜」の内容掲載
- 週刊ビル経営 2015年2月23日号 「広島不動産マーケットの現状と展望」記事中に広島の賃貸オフィス市場の現況と今後の見通しについてのコメント掲載
- 日本経済新聞 2015年2月19日 「中古マンション価格0.1%高」記事中にレポート「住宅購入価格は年収の「5倍」が一般的に 〜歴史的な低金利にもよらず、住宅ローンの返済負担が徐々に増大〜」の内容掲載
- 日経ヴェリタス 2015年2月15日 <調査レポートから> レポート「住宅購入価格は年収の「5倍」が一般的に 〜歴史的な低金利にもよらず、住宅ローンの返済負担が徐々に増大〜」の内容掲載
- SUUMOジャーナル(Webサイト) 2015年2月4日 「住宅購入価格は年収の5倍に。年収と予算の関係を考える」 レポート「住宅購入価格は年収の『5倍』が一般的に 〜歴史的な低金利にもよらず、住宅ローンの返済負担が徐々に増大〜」の内容掲載
- 週刊ビル経営 2015年1月5日号 「2015年不動産業界ヒット予測」記事中に東京の賃貸オフィス市場について2014年の振り返りと2015年の見通しについてのコメント掲載
- プロパティマネジメント 2014年10月号 「オフィス賃料反転の目安となる空室率水準はエリアごとに異なる 三井住友トラスト基礎研究所の“自然空室率”調査」 レポート「“自然空室率”はなぜ5%なのか 〜オフィス賃料の反転上昇と空室率の関係〜」の内容掲載
- 日経不動産マーケット情報 2014年10月号 「<今月の注目レポート>2050年には都心も限界集落化か」 レポート「2050年の大都市圏−都心の限界集落化? 〜郊外から都心へ、高齢化の大転換が予想される〜」の内容掲載
- プロパティマネジメント 2014年9月号 「賃料上昇/下落の目安が、空室率5%から7%へ切り上がる 三井住友トラスト基礎研究所のオフィスビル“自然空室率”調査」 レポート「“自然空室率”はなぜ5%なのか 〜オフィス賃料の反転上昇と空室率の関係〜」の内容掲載
- 日経不動産マーケット情報 2014年9月号 「<今月の注目レポート>賃料反転の目安は本当に空室率5%?」 レポート「“自然空室率”はなぜ5%なのか 〜オフィス賃料の反転上昇と空室率の関係〜」の内容掲載
- サンデー毎日 2014年6月8日号 「消費増税時代の首都圏マンション選び鉄則10ヵ条」記事中にレポート「中古マンション価格の経年減価率:鉄道沿線別比較(2013年 首都圏)」の内容およびコメント掲載
- CRI 2014年5月号 (長谷工総合研究所発行) 「今月の目でみるDATA」にレポート「歴史的に低いローン金利が住宅価格を支える 〜1%の金利上昇は1割超の購買力低下を招く可能性〜」の内容掲載
- 日経不動産マーケット情報 2014年4月号 「<今月の注目レポート>REITのオフィスビル取得金額で都心5区以外が過半に、三井住友トラスト基礎研」 レポート「J-REITによる東京周辺部や地方都市のオフィスビル取得が活発」の内容掲載
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